切り文字屋のひとりごと

例年のことながら三月、四月は人事異動などで名札や表示板などの需要が一年の内ピークになります。それに加え今年は外食系の店舗の価格変更も重なり慌ただしく過ごしてしまいました。医療機関も担当医が変わったり模様替えのようで、新たに担当医の掲示板を製作致しました。最近ではスチールの複合板に出力シート貼りが一般的になってきた感があります。医師名は枠を目安にマグネットシートを歪めずに付けられますので手軽に表示出来ると好評です。

今年は梅がやっと満開になったとおもったら、さくらも満開になってしまいました。３月も余すところあと３日、「３月はライオンの様にやってきて羊のように去ってゆく」というらしいですが、今年は例年になく風の強い日がありました。土埃と花粉が非常に多く飛散してヒサンでした。花粉はもうひと我慢ですが、陽気はここにきてやっと落ち着いてきました。

三月初旬の水戸偕楽園の梅は冬が寒かったためか蕾が固く、咲いているのはほんの一部でしたが梅は満開より一輪、二輪オート三輪くらいのほうが梅らしい？「梅一輪、一輪ほどのあたたかさ」　この日も風が冷たく寒い一日でしたが春の日差しを感じることが出来ました。無料で乗れるボンネットバスの名前は助さん号に格さん号、市内観光をしてくれるようです。

江戸川土手のウォーキング中に沈む夕日と菜の花を撮りました。古いガラ携の画像なので、だからどうした感がありますが、じつはこの時、夕日を見ながらオカリナで「おぼろ月夜」を上手に演奏しているご婦人を見かけました。「菜の花畑に 入り日うすれ 見渡す山のは かすみ深し 春風そよふく 空を見れば 夕月 かかりて においあわし」ってやつ、まさにぴったりでちょっと感動でした。

さて本日ここ三郷の事務所前は満開のサクラのトンネル、夕方には潔く花びらが舞ってきました。

アイフォンのカバーにレーザーで名入れしました。内側が銀色で一見アルミ素材に塗装がされているのかと思えば透明のポリカーボネート製（PC）で塗装は美しく且つハードコーティングされていていました。データ持ち込みいただいたので、すぐにお渡しすることが出来ました。レーザーを当てた箇所が半透明になり本体の色が透けます。ポリカーボネートといえば、昔、コマーシャルで象が踏んでも壊れない筆箱なんて有りましたが、いまではいたるところに使われています。身近なところで弊社では０．５ｍｍ厚の透明材PCを用いて外食店のメニューライナーを製作しています。車のヘッドライトレンズやへら鮒釣りの浮子のトップにも（目盛の部分）よく使用されています。丈夫で透明度も高くいい素材です。アクリルと比べると熱にも若干強いようです。接着性が悪いのが欠点か・・・

早いもので２月です。１月はなんだかさんざんな結果になりました。大雪では苦労するし、その後の健康診断でも結果は今一つかんばしくなく、おまけにインフルエンザにまで感染してしまいましたが、やっとよくなりました。一月末日に取付けた医療連携施設のパネルです。１８００ｍｍ×９００ｍｍで右半分が医療機関名がマグネットシートで差し替えられます。左側は木目調シートの掲示板でコンビになっています。写真はアイバッドでの撮影で解像度が今一つ、手前味噌ですが仕上がりはなかなか美しくあがりました。

お客様からのご要望で時計仕掛けの（指で動かす）プレートを作成しました。文字盤と針はレーザー彫刻機で製作しｌました。プレートに時計を付けたのは初めてですが直感的に時間が分かりフレキシブルでなかなかいいですよ、いたずらをされない限り便利なんじゃないですか、ほかにも飲食店の営業時間やカウンター窓口の休憩時間とかにも使えそうです、デジタルサイネージが主流になる昨今、反対にアナログの良さというか、レトロ感覚がまたいいですねぇ

お客様のご厚意で三連休を利用して伊豆まで遊びに行ってきました。１４日の天気予報は雨のち曇りだったので雨を覚悟でゴルフに向かったところ３ホール終わった９時頃から雨が雪に変わり暴風が吹いて天気は急変、カートのカゴの荷物もタオルも吹き飛ばされ向かい風ではカートは前に進めず、フロントカバーも着雪して前が見えません、すでに合羽の中からシューズまで水浸し手はカジカンで感覚がなく立ち往生、幸い茶店があって避難できましたが、みるみる内に小屋の窓も着雪で真っ白！もうそれは遭難状態（すこしおおげさ）になりました。幸い一人だけが持っていた携帯電話で救助依頼をして、車で迎えに来てもらいなんとかクラブハウスにたどり着きました。ゴルフでの雷雨は何度も経験していますが、今回の横殴りの雪は初めてです。こんな経験はなかなか出来ないいい思い出になることでしょう。物騒な名前ですが、まさに爆弾！！でした。その後ニュースで関東地方でも積雪で交通機関や道路がマヒ、いやな予感は的中！１４日は昼３時に帰路につき帰宅時間は夜中の２時でした。写真は初日好天に恵まれたターンパイクからみた芦ノ湖と富士山です。

２０１３年　いよいよ巳年になりました。今年も宜しくお願い申し上げます。皆様にとって良い年になりますようにお祈り申し上げます。いよいよというのは私にとっては５回目の年男になるわけで、体にも注意しながら頑張りたいと思います。去年暮に頂いた注連飾りは特別で伊勢から取り寄せたもので見た目に重厚な感じがします。御利益があるといいな

中央に「蘇民将来子孫家門」と墨書きした門符（木札）が付き、左右にシデやウラジロを飾った太い注連縄です。普通は松の内が過ぎればはずすのが一般的ですが、伊勢志摩では、一年間かけたままで過ごす風習があるらしい、関東ではなじみがないのでこちらの風習にのっとって神社に納めたいと思います。

　調べると、それは、「その昔、この地を訪れたスサノオノミコトに、貧しいながらも慈悲深い蘇民将来が一夜の宿を貸した。ミコトは旅立つ時、今後は門符を門口にかけておけば、子孫代々疫病から免れると言い残した」という伝説があるからです。蘇民の子孫である証拠として門符を掲げ、無病息災を願うようになったそうです。つまり、家内安全の祈りを込めた「厄除け」の門符です。

いよいよ２012年もおわりです。今年もいろいろありましたがなんとか年越しそばをいただいて来年もいい年でありますよう期待しています。お世話になった皆さまにお礼もうしあげます。先おととい頂いたお伊勢さまの注連飾りは自宅のドアにかけました。皆さま良いお年をお迎えください。

 １２月も半ばになりいよいよ慌ただしくなってきました。選挙も自民党の圧勝でした。これで景気が良くなることを期待したいところです。

先日インクジェットプリンターをご紹介しました。今回はレーザー彫刻機です。従来機の２５Ｗ機から４０Ｗになりました。加工面積は６００ｍｍ×４５０ｍｍと変わりませんが発振管の性能が良くなりより精細な加工が可能になると同時に彫刻とカットのスピードが上がりました。下の写真はレーザー彫刻しているところ、インクジェットプリンターと同じ様にラスター方式（ヘッドが左右に高速で動きながら手前方向に移動）でレーザー光を当ててアクリル板に彫っていきます。赤いラインはポインターが見えているんです。その中の白い光がレーザー光なんです。

新鋭機の紹介です。先進の技術から生まれたラテックスインクジェットプリンター（ＨＰ２５５００　６０インチ）を先月から導入致しました。いよいよ稼働します。新開発のラテックスインクは水性顔料のため不燃性を備えておりインク自体に有害物質を含みません。臭いや安全性に敏感な病院や教育施設、食を扱う店舗などでの掲示に安心して活用していただける環境に優しいプリンターです。耐候性や擦過性にもすぐれ溶剤系インクに匹敵する実力があります。

ＨＰ　Ｌａｔｅｘインクは財団法人日本環境協会が定めたインクに有害物質を含まない工場の環境対策、リサイクルシステムの完備などの環境保全に役立つ基準にクリアしたエコマーク認定商品となっています。

写真正面がプリンター、１３７０ｍｍ巾で出力しています。左側がラミネータです、ＵＶラミネートを施すことで一層の耐候性を保ちます。

そしてプロッターはＭＩＭＡＫＩのハイエンド機CG130FXⅡです。いままでのカッティング機能のほかに、プリンターで出力したメディアを輪郭でカットします。少数のステッカーなどのご要望にもお応えできます。